PR SFA/CRMパーフェクトガイド

eセールスマネージャーとは?機能や評判、導入メリットまで徹底解説

営業活動を効率化するため営業支援ツールSFA(Sales Force Automation)/CRM(Customer Relation Management)を導入する企業が増えています。SFA/CRMには顧客管理機能や案件管理機能、商談管理機能などがありますが、特徴は各SFAツールによって様々です。
本記事では日本の商慣習に特化したSFA/CRMツールである「eセールスマネージャー」の機能や評判、導入のメリットを紹介します。

eセールスマネージャーとは?

eセールスマネージャーとは?

eセールスマネージャーはソフトブレーン株式会社が提供するSFA/CRMツールです。1997年にリリースされてから25年以上もの間、多くの日本企業に利用され続けており、5,500社以上の導入実績を誇ります。

eセールスマネージャーは他SFA/CRMツールと比較し日本の商慣習に対応した機能を搭載しているのが特徴です。サポートデスクや専任のアドバイザー、オンライン研修などの活用支援Webサイトも提供しており、初めてSFA/CRMツールを導入するユーザー向けのサポートが充実しています。

eセールスマネージャーの特徴

eセールスマネージャーの特徴

eセールスマネージャーは日本の商慣習に特化したSFA/CRMツールであると解説しました。本章では具体的な特徴を紹介します。

  • 安価なコストで導入が可能
  • シングルインプット・マルチアウトプットの一元管理を採用
  • 分析機能を活用した戦略立案サポート
  • 位置情報を活用した外勤営業の支援
  • サポート体制が充実

安価なコストで導入が可能

eセールスマージャ―のコストは安価に設定されており、特に低価格帯ではその傾向が顕著になります。eセールスマネージャーのコストプランは利用する人数や機能によって異なります。最低料金は30人以下が利用する「esm」でありシンプルな運用が可能なStarterプランは1ユーザーあたり1,500円(税抜き)と破格の値段設定となっています。

他社SFA/CRMツールの料金を見てみると、セールスフォース・ジャパン株式会社のSales Cloud(セールスクラウド)は1ユーザーあたり月額3,000円から、株式会社ジーニーが展開するGENIEE SFA/CRMは月額3,480円からといった価格設定になっています。eセールスマネージャーは安価な価格で利用を開始できるSFA/CRMツールです。

シングルインプット・マルチアウトプットの一元管理を採用

eセールスマネージャーではシンプルインプット、マルチアウトプットの一元管理を採用しています。これは一度入力した情報を様々な場所で活用できる一元管理の仕組みのことを指します。eセールスマネージャーでは営業報告によりインプットした顧客情報や取引履歴をタイムライン作成やスケジュール管理、予実管理などの様々な場所で活用できます。インプットの労力を最小限に抑えることで業務を効率化できます。

分析機能を活用した戦略立案サポート

eセールスマネージャーはAmazon Web Servicesが提供するBIツール「Amazon Quicksight」と連携することが可能です。分析のために複数のアプリケーションを起動する必要がなく、操作・編集・閲覧を一つのツールで完結することができます。高度なダッシュボードと分析により、営業戦略の立案の根拠として利用することが可能です。

位置情報を活用した外勤営業の支援

eセールスマネージャーでは同一エリア内の企業を定期的に訪問する日本企業の営業手法に合わせ、位置情報を活用した機能を搭載しています。顧客情報を地図上に反映し訪問ルートを計画できるほか、顧客の業種や規模、取引状況といった顧客情報を地図上に表示できるため的確な営業戦略を立てることができます。

サポート体制が充実

eセールスマネージャーはサポート体制が充実しています。eセールスマネージャーでは運用開始後も営業活動に成果が結びつくよう3か月間フォローアップを受けることができます。一般的なSFA/CRMツールは現場に定着する割合が低いとされていますが、eセールスマネージャーの定着率は95%を超えています。導入だけでなく定着までサポートを受けることができるのが大きな特徴となっています。

eセールスマネージャーの4つの主な機能

eセールスマネージャーの4つの主な機能

eセールスマネージャーには主な機能が4つあります。本章では機能の概要を解説します。

  • 1. 顧客管理と案件管理機能
  • 2. 日報・活動報告機能
  • 3. 名刺読み取り/データ化機能
  • 4. 外出先でも使える地図機能

1.顧客管理と案件管理機能

eセールスマネージャーでは名刺情報、企業情報、案件情報、スケジュール、ToDo、商談履歴、売上推移、クレーム情報、導入資材など、あらゆる顧客情報を顧客情報画面から閲覧することができます。項目や選択肢、表示順序は自由にカスタマイズすることも可能です。顧客情報画面を参照し顧客管理・案件管理を十分に行うことができます。

2.日報・活動報告機能

eセールスマネージャーでは営業日報をスマートフォンからでも提出することができます。活動報告はツール内チャットであるタイムラインに投稿されるため、マネージャーはリアルタイムに報告内容を確認しフィードバックすることが可能です。ステータス項目は選択式を採用しているなど、営業担当者の入力負荷を軽減する工夫も施されています。

3.名刺読み取り・データ化機能

スマホアプリで名刺を撮影することで、情報をテキスト化しeセールスマネージャー内に登録することができます。セミナー・イベントのような参加者が多い場合でもスキャナーでの取り込みに対応しているため、名刺登録の業務効率化を図れます。取り込んだ名刺情報は活動報告で即時に利用することができます。

4.地図機能

eセールスマネージャーでは顧客情報を地図上に表示することができます。ただ地図上に表示するだけでなく、地図上に表示されているアイコンをタップするだけで活動報告ができるなど活動報告を効率化できます。また、指やマウスで画面上をなぞってエリアを指定すると訪問先のリストやスケジュールを一括登録できたり、契約の有無や前回訪問日からの期間によってソートすると重要度の高い訪問先を色で分けて表示したりすることができます。

eセールスマネージャーの価格や料金プラン

eセールスマネージャーの価格や料金プラン

前述した通り、eセールスマネージャーはSFAツールの中でも安価で導入が可能なツールです。本章では実際の料金体系を確認していきましょう。

  • プランの種類と料金
  • 他のSFAツールとのコスト比較

プランの種類と料金

eセールスマネージャーの料金体系は利用する人数や機能によって5つのプランに分かれています。利用人数が30人以下の中小企業向けプランが「esm」、31人以上の大企業向けプランが「Remix Cloud」となります。なお、スケジュールシェアプランを選択した場合、スタンダードプランのユーザーが発信した活動報告などはタイムラインで閲覧することができない点にご注意ください。

プラン名 Remix Cloud(31名以上) esm(30名以下)
スタンダード ナレッジシェア(閲覧のみ) スケジュールシェア(グループウェアのみ) Starter Basic
利用できる機能 顧客管理・営業管理に必要な基本機能をすべて利用可能 案件情報や商談の登録は行えず、履歴などの参照できる 案件情報や商談情報の登録・参照以外の機能を活用できる 顧客・名刺管理、スケジュール・タスク管理などシンプルな機能が利用可能 顧客管理・営業管理に必要な基本機能をすべて利用できる
1ユーザーあたりの月額費用 ¥11,000 ¥6,000 ¥3,000 ¥1,500 ¥3,500
顧客管理
タイムライン
ダッシュボード

(BI機能付加が可能)

(BI機能付加が可能)

(BI機能付加が可能)

× ◯*2
Excel連携 ×
スケジュールTODO管理
日報週報 × × ×
月間行動予実 × × ×
案件管理 参照のみ × ×
商談登録 参照のみ × ×

他SFAツールとのコスト比較

eセールスマネージャーは他のSFAツールと比較しても安価に利用できます。例えば利用するユーザーが31人以上で、業務にSFAツールを全面的に導入するとなると1ユーザーあたり月額11,000円(税抜き)のスタンダードプランを採用することになります。一方、代表的なSFAツールの一つであるセールスフォース・ジャパン株式会社のセールスクラウドでは、同様のクラスの月額料金が19,800円(Enterprise)となっています。eセールスマネージャーは比較的安価に導入可能なSFAツールです。

eセールスマネージャーの評判・口コミ

eセールスマネージャーの評判・口コミ

eセールスマネージャーは日本の商慣習に合わせた設計で、比較的安価に導入可能であることを解説しました。本章では実際に導入した企業による評判・口コミを紹介します。

  • ポジティブな評判・口コミ
  • ネガティブな評判・口コミ

ポジティブな評判・口コミ

eセールスマネージャーを導入した企業からは「営業日報や提案書の作成などの事務作業が大幅に効率化された」といった声がありました。eセールスマネージャーではスマホからも報告書を作成することができます。特に営業担当者が効果を実感する機会が多いようです。一方で、現場を指揮するマネージャー側も「営業担当者一人ひとりの活動状況を把握しやすくなり、チーム全体の営業効率が向上した」と評価する声があがっていました。

また、日本の商慣習を考慮した設計になっていることから「現場への導入がスムーズで抵抗なく定着した」という声や「企業規模や部署、営業スタイルに応じてプランを選択できるため、無駄なコストが発生しにくい」という声もありました。

ネガティブな評判・口コミ

eセールスマネージャーは顧客管理情報の管理項目が充実している反面、「導入時に設定しておかないと、運用開始後の変更が難しく手間がかかる」といった意見がありました。また、「操作マニュアルが簡素なため、具体的な操作方法やトラブルシューティングの情報が不足している」といった声もあり、機能面以外でのサービスについて懸念する声があがっていました。

eセールスマネージャーの導入がおすすめな企業

eセールスマネージャーの導入がおすすめな企業

eセールスマネージャーは日本の商慣習にあわせた設計がされており、スマホから活動報告できるなど営業担当者の負荷を最小限に抑えたツールであることを解説しました。本章ではeセールスマネージャーの導入をおすすめできる企業について解説します。

  • 外回りの営業が多い企業
  • 顧客情報の入力作業を効率化したい企業
  • 顧客管理をSFA/CRMツールで行いたい中小企業

外勤営業がメインの企業

eセールスマネージャーは外回りなどの外勤営業がメインの企業におすすめのツールです。eセールスマネジャーではPCを開かなくてもスマホの地図上から顧客情報を閲覧したり、活動報告を投稿したりできます。そのため、外勤営業がメインの営業スタイルとなっており、現場の負担軽減、現場とマネジメント層の連携強化を図りたい企業に適したツールであるということができます。

顧客情報の重複入力を削減したい企業

eセールスマネージャーはAPIやバッチ連携モジュールを標準搭載しているため、既存の期間システムや周辺システムと容易に連携できます。すでに顧客情報をインプットするシステムがあり、複数のシステムへの重複入力を削減したい企業やシステム間のデータ連携により業務の自動化を推進したい企業に適したツールです。

顧客管理をSFA/CRMツールで行いたい中小企業

eセールスマネージャーは特に中小企業向けに開発されたSFA/CRMツールです。サポートデスクや専任のアドバイザー、オンライン研修などの活用支援Webサイトも提供していることから、初めてSFA/CRMツールを導入する中小企業におすすめのツールになります。

eセールスマネージャーが合わない企業におすすめなSFA/CRMツール3選

eセールスマネージャーが合わない企業におすすめなSFA/CRMツール3選

営業プロセス自体の改善やAIを活用したい場合にはeセールスマネージャーはおすすめできません。以下のような他SFA/CRMツールの導入を検討しましょう。

ツール名 会社名 特徴
GENIEE SFA/CRM 株式会社ジーニー
  • PC、スマホで利用可能
  • AIアシスタント機能
  • マップ形式
Mazrica Sales 株式会社マツリカ
  • チーム単位での案件管理
  • 顧客の財務諸表や有価証券報告書などの情報も管理可能
  • 営業活動のグラフ化
Sales Cloud セールスフォース・ジャパン株式会社
  • AI機能標準搭載
  • 売上予測管理
  • 営業プロセスの自動化
  • 拡張性

1.GENIEE SFA/CRM

1.GENIEE SFA/CRM

ツール名 会社名 特徴 料金 URL
GENIEE SFA/CRM 株式会社ジーニー
  • PC、スマホで利用可能
  • AIアシスタント機能
  • マップ形式
スタンダードプラン:10ユーザーあたり月額34,800円(税抜き) https://chikyu.net/

GENIEE SFA/CRMは株式会社ジーニーが提供するSFA/CRMツールです。eセールスマネージャー同様、スマホからもデータ入力が可能なため、高い定着率を誇ります。OpenAi社の生成AI「GPT-4」を標準搭載しており、十分なセキュリティ対策が施された環境で報告書やメールの文面を自動で生成できます。また、マップ上で商談履歴の更新が可能なため、外回りの効率も高めることができます。

2.Mazrica Sales

2.Mazrica Sales

ツール名 会社名 特徴 料金 URL
Mazrica Sales 株式会社マツリカ
  • チーム単位での案件管理
  • 顧客の財務諸表や有価証券報告書などの情報も管理可能
  • 営業活動のグラフ化
Growth:10人あたり月額110,000円(税抜き)

※1ユーザー追加あたり月額11,000円

https://product-senses.mazrica.com/

Mazrica Salesは株式会社マツリカが提供するSFA/CRMツールです。Mazrica Salesでは財務情報や有価証券報告書、プレスリリースといった顧客情報まで収集し多角的に顧客を理解するサポートが可能です。また、チーム単位での案件管理が可能で、案件はそれぞれカード形式で進捗などを確認できます。また、チームメンバーの営業活動をグラフ化し、過去の類似案件の中からベストプラクティスを提案することも可能です。

3.Sales Cloud

3.Sales Cloud

ツール名 会社名 特徴 料金 URL
Sales Cloud セールスフォース・ジャパン株式会社
  • AI機能標準搭載
  • 売上予測管理
  • 営業プロセスの自動化
  • 拡張性
Starter:1ユーザーあたり月額3,000円(税抜き) https://salesforce.com/jp/

Sales Cloudはセールスフォース・ジャパン株式会社が提供するSFA/CRMツールです。AI機能を標準搭載しており、売上予測をリアルタイムで管理できるほか、KPIをカスタマイズしてパイプラインの傾向を調整することも可能です。また、営業プロセスをドラッグ&ドロップで構成することができ、営業プロセスを容易に自動化できます。セールスフォース・ジャパン株式会社はセールスに限らず様々な領域でツールを展開しており、事業の拡大にあわせてツールを拡張し連携しやすい点も特徴です。

eセールスマネージャーのまとめ

eセールスマネージャーのまとめ

eセールスマネージャーは日本の商慣習に合わせて設計されたSFA/CRMツールで、初めてSFA/CRMツールを導入する企業などにおすすめのツールです。また、スマホから日報や活動報告ができる機能や地図上から顧客情報を編集、閲覧できる機能など現場の負担感を軽減する機能が多く搭載されていることから、外回りのような外勤営業がメインの企業などに適したツールでもあります。

一方、営業プロセス自体の改善を行いたい企業やAIなどのツールを活用したい企業には適していないため、他のSFA/CRMツールの導入を検討しましょう。